▲こしょう飯/焼き大根のあえ物 |
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その名のとおり、鍋物と江戸料理が売り物の店で、 小粋な味が楽しめます。 ご主人の福田さんは江戸料理の研究家として知られ、 数多くの料理書も著しています。 鍋物では、春のねぎま鍋、秋から冬にかけてのふぐ鍋や 蓬莱鍋(寄せ鍋の一種)などがあり、 ほかにも夏は天然あゆ、秋にはまつたけと、 季節の贅が楽しめます。 なかでも、わたくしの一番のおすすめは、 “こしょう飯”です。 夏の暑い盛りにこれを食べると最高。 決め手は黒こしょうを軽く煎ることで、 たたき割ったときに香りがたち、 暑さを忘れるすがすがしさが残ります。 焼き大根は江戸時代から伝わる料理。 多めに焼き、冷めたら缶にでもしまっておけば、 あえ物や煮物、漬物などにも使えます。 他にも揚げ出し大根など、 珍しい江戸の味を食べさせてもらっています。 |
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