▲松花堂弁当 |
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初めて『末廣鮨』を訪ねたのは、10年ほど前、 清水市在住の料理研究家、 後藤加寿子さんのところに取材にうかがった折りでした。 それ以来、やみつきになり、 清水に行くと、必ず足を運んでいます。 ここに来たら、まずまぐろ。 ご主人の望月さんは、焼津の漁港に赴き、 獲れたばかりのまぐろを吟味して、 丸ごと一尾買いつけるというこだわりよう。 次に、写真の“松花堂弁当”にも入っている、 あなごもわたくしは大好きです。 ふっくらと柔らかく、江戸前の味に炊いてあり、 まさに口の中でとろけるよう。 ご主人は、茶懐石も手がけるだけあり、 駿河湾の海の幸を使ったつき出しも、満足のいく味、 いつも楽しみです。 東京の食通や京都の有名な料理人が、 わざわざ訪ねて行くというのもうなずけます。 |
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