▲天外天特製おこげ料理 |
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中華鍋でご飯を炊くと、 ご飯が鍋肌にうっすらと焦げつきます。 これを乾かして揚げたものがおこげで、 中国の家庭から出た食材が、 今ではごちそうになりました。 熱々のあんを、 これも揚げたてで熱々のおこげにジャッとかけます。 このときたつシュワシュワ、パチパチという 威勢のいい音が、まずごちそう。 勝負はあんとおこげを同時に仕上げる腕と タイミングですが、それを完璧に行なうのがこの店。 もちろん、ぜいたくな具のひとつひとつに、 ていねいな下ごしらえがほどこされ、味の点でも完璧。 この店の看板料理になっています。 料理長の中川さんは 『四川飯店』の故陳建民さんのもとで修業ののち、 この店を開きました。 ですから、『天外天』も辛みを多用する 四川系料理店なのですが、 辛いばかりが四川料理と思ったら大間違い。 コースを注文するとわかりますが、 素材を生かす薄味の料理と、 ピリッと辛い品がバランスよく組み込まれ、 めりはりがあって飽きず、 中国料理の奥深さを感じさせてくれます。 |
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