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芋と果物で元気に

2001年2月24日(土) 共同通信社配信

 からだの働きをスムーズにして、はつらつと暮らすうえで大切なビタミン、ミネラル。

 一日に緑黄色野菜と淡色野菜合わせて300グラムに加え、さらに芋100グラムと果物200グラムをとることをお勧めしたい。健康で長生きするための「四つの食品群」の第三群は、これで十分に食べたことになる。

 芋はジャガ芋なら小1個が目安だが、サツマ芋、里芋、山芋でも結構。

 ジャガ芋と玉ネギのみそ汁は私の大好物だし、カレーやシチューにジャガ芋は欠かせない。居酒屋のメニューにもなっている肉ジャガやおでん、コロッケ、ポテトサラダで補うこともできる。

 わが家のメニューで子どもたちが好きなのはグラタンで、作り方はいたって簡単だ。ジャガ芋は6〜7ミリ厚さに切って水にさらしてから、10分ほどゆでて塩、コショウを振る。バターを塗った耐熱皿に入れ、牛乳をたっぷり加えて溶けるタイプのチーズをのせ、オーブントースターでこんがりと焼き上げる。

 意外と知られていない料理が、ジャガ芋の甘酢。薄切りにした芋を重ねて細く切り、水にさらしてから熱湯でさっとゆでる。しゃりしゃりした歯触りを生かして熱いうちに甘酢であえる。市販のすし酢を使えば簡単だし、好みのドレッシングでもよい。ゆでる代わりにサラダオイルでさっといためて塩、コショウで調味した一品もお勧めだ。

 山芋はすりおろしてとろろ汁にするほか、しょうゆとワサビで下味を付けたマグロのぶつにかけて山かけにする。おろすのが面倒なら山芋を細く刻んでワサビじょうゆであえてもいい。

 

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(イラスト阿部早子)

 もうひとつの果物。リンゴなら1/2個。ミカンなら大2個が目安だ。私は毎朝、グレープフルーツ1個とリンゴ1個をミキサーにかけ、娘と二人で分けて飲んでいる。ポイントは果汁だけを絞らないこと。三群の重要な点は食物繊維の補給源であるからだ。スプーンですくって食べるというくらいの状態を飲む。

 高齢者には便秘で悩む人が多い。2日くらいでなくても命に別条はないといっても、気分は悪いものだ。

 食事の量が減って水分の補給が不足したり、軟らかいものを好んで食べるため食物繊維が不足して腸の働きが鈍るのが原因。コンニャクやキノコ、海藻類をとるとよい。いずれも低カロリー、食物繊維が豊富な食品で、三群の仲間である。

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